書いてるうちに愚痴になってしまった
平尾昌晃が作曲家生活40周年記念コンサートをやった。
平尾さんは作曲家の先生であるけれど元々歌手。
デビュー当時のことはさすがに私の年齢じゃ分からないけど畑中葉子とデュエットした「カナダからの手紙」はよく憶えている。
畑中葉子はその後役者になって日活ロマンポルノに出演してテレビドラマでも脱ぎ役で出ていたところまでは知っているけど、その後どうなったのかは知らない。
そんなのはどうでもよくて、このコンサートは平尾さんから楽曲提供を受けた沢山のベテラン歌手が顔を揃えた。
山本リンダ、小柳ルミコ、梓みちよ、布施明、伊東ゆかり、五木ひろし、、、、、藤田まこと。
ん、藤田?藤田まこと? 歌手だったっけ?
実は藤田まこと主演?の『必殺シリーズ』の音楽と担当しているのも平尾さんなのだ。
で、たまに宝塚にトランペットのトラできている岸さんっていうベテランのスタジオミュージシャンがその『必殺』の印象的なトランペットを演奏している方。
先日のコンサートで平尾さんに「ちょっと必殺だけ吹きにきてくれない!?」と頼まれて行ってきたらしい。
タレントでもアーティストでもないミュージシャンにとって『名指し』で呼ばれるってのは名誉なことだ。
一般の人には殆ど知られることのない縁の下の力持ち的存在の私等だけど、そんな人たちがいなければ音楽は成立しない。
名のある人ばかりが高いギャラを貰える世界ではあるけれど、もう少しミュージシャンを優遇とまではいかないまでも待遇を良くして欲しいものだ。
今じゃ信じられない話だけど、私の師匠が若かった頃はタレント(歌手)よりバンドマンのほうが偉かった。
今では大御所の歌手と呼ばれる人たちも駆け出しの頃はバンドの人たちに「宜しくお願いします」と低姿勢だった。自分がステージで歌えるのもバンドがあってならではなのだ。
それが今じゃカラオケがあればどこでも歌えるし、たちの悪いミュージシャンと違ってカラオケは間違えないしモンクも言わないときたもんだ。(^^;)
カラオケの普及でバンドマンの仕事はどんどん減ってしまった訳だけど、そのカラオケを作ったのもミュージシャンや音楽関係者なんだけどね。
もちろんカラオケだけじゃなくてシンセサイザーやPAや電子機器の性能のアップやコストが下がったことも大きく関係しているけれど・・・。
音楽そのものは減っていないのに(むしろ増えているかも知れない)バンドマンの仕事は減っているっていうおかしな時代になってしまった。
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